ピアノを一度も習ったことがない小学生(4年)が、ピアノ独学アプリ『シンプリーピアノ』で練習を重ねると、一体どれだけ上達するものなのか、実験してみました。
新型コロナウイルスの影響で学校が長期休みになってしまいました。その間は毎日家庭での自主学習を余儀なくされ、学校の課題、塾の課題、スマイルゼミなどをこなす毎日です。
そこで物は試しに、息子(小4)にピアノを教えてみる事にしました。家で音楽の自主学習です。
とはいえ、私もそんなに音楽に詳しいわけでもなく、そこまでピアノを弾けるわけではないので、大まかな音楽理論と、手のフォームや姿勢など、基本的なことだけを教えて、あとは独学ピアノ習得アプリ『シンプリーピアノ』を使ってピアノの練習をさせてみる事にしました。
シンプリーピアノについて詳しく説明した記事もあわせてご覧ください。
シンプリーピアノとは何か?
シンプリーピアノは超初心者から中級ぐらいまでを対象に、独学でピアノを弾けるようになるピアノ習得アプリです。iPadやスマホにアプリをダウンロードして、あとはピアノさえあればいつでもレッスンを開始できます。
我が家では、電子ピアノとiPadをMIDIケーブルで繋いで使っていますが、ピアノの音をアプリが拾ってくれるので、ケーブルで繋ぐ事が出来ないアコースティックピアノでの使用も可能です。
音楽理論を動画で詳しくわかりやすく説明してくれるので、言葉が理解できるぐらいの小さい子供から年配の方まで、幅広くピアノを学べます。
アプリは無料期間が設けられてますが、全ての機能を使えるようにするにはお金が必要です。
今までピアノには全く興味が無かった息子ですが、このシンプリーピアノにハマりだし、『素人が独学でどれぐらい弾けるようになるか?』自らの身をもって実験して楽しんでいます。
新型コロナウイルスのせいで学校に通えず、子供たちがずっと家にいて、息抜きも出来なくて私も子供達もお互いにストレスが溜まっていました。ピアノという共通の趣味を作ることによって、楽しみが一つ増える上に、教養も身に付くので一石二鳥だなと思いました。
私はヤマハ、娘はオンピーノ、息子はシンプリーピアノというように、同じ趣味でも習い方がそれぞれ違うという、ちょっと変な感じですが、それはそれで面白いと感じています。
シンプリーピアノを始めてから7日目
シンプリーピアノを始めてから1週間が経ちました。毎日の日課としてピアノの練習をしています。やれと言われてやるのではなく、自分から進んで練習しているのはそれなりに気に入っている証拠だと思います。
演奏動画
息子がシンプリーピアノで演奏している動画を撮影しました。短いですが、一応両手で弾けています。『Over the Rainbow / 虹の彼方に』という曲を弾いています。
多少たどたしい感じはしますが、音楽の時間に音符を少し習った程度しか音楽の知識はない上に、ピアノを普段触らない息子がたったの7日で、音符の種類、休符の種類、ト音記号、ヘ音記号などを覚え、簡単な両手演奏が出来るようになりました。
学校では習わないト音記号の音符を読めてるのが特に凄いと思います。
有名な曲や、聞いたことがある洋楽などを使ったレッスンなので楽しく学べますし、iPadから流れる伴奏曲に合わせてピアノを弾くので、リズム感が鍛えられるように思います。
今はピアノ基本、ピアノ基本1が終わって、楽譜中心に学ぶソリストコースと、伴奏を学ぶコードのコースに分かれました。両方少しづつ取り組んでいます。
なかなか外出できずに自由がない日がまだまだ続きそうですが、これからも自宅で楽しめる事を模索しながら、一日も早いコロナウイルスの終息を願います。