春休みに『京都鉄道博物館』へ行ってきたのでその感想です。改装前に一度行った事があったのですが、リニューアル後の来館は今回が初めてです。
その際、なんと、運転シミュレータに当選して運転体験をしたので、シミュレータの感想や当選のコツも綴ります。
運転シミュレータ 体験談
京都鉄道博物館の運転シミュレータとは、要はものすご~くリアルな『電車でGO!』です。
シミュレーションなので、ある意味ゲームに似た感覚ではありますが、本物の電車さながらに、とても精巧に作られています。
説明によると本物の電車の運転士さんも、この運転シミュレータで運転の練習を行うとの事でした。
シミュレータの運転は誰でもさせて貰えるというのではなく、その貴重な体験を出来るのは、抽選に当たったラッキーな人のみです。今回息子は有難いことに抽選に当たり、運転シミュレータを体験することが出来ました。
抽選券は、入場券1枚につき1枚もらえる
抽選は1日に6回、決められた時間に行われます。6回行われるからといって毎回抽選に参加できるかというと、そうではありません。抽選は鉄道博物館の入場券1枚につき、1枚しかもらえません。
我が家は4人家族ですが、娘は2歳(3歳以下は入場無料)なので、入場券は合計3枚持っていました。この3枚の入場券を抽選券に引き換えるので、もらえる抽選券は入場券と同じ枚数の3枚です。
1日6回あるうちの、午前第一回目に行われる抽選会に参加することにして、当選時間まで時間をつぶしながらダメもとで結果を待ちました。
・・・と、思っていたのですが・・・・。抽選人数はその時で400人弱、ラッキーなことに当選者48人の中の一人に選ばれ、運転シミュレータを体験する整理券をゲットすることが出来ました。
10人位の大家族で来ていた人たちが『こんないっぱい入場券あったのに全部外れた・・・。』
と言って、とても残念がっていました。
在来線or新幹線、運転出来るのどっち!?
運転シミュレータの機械は全部で8台あります。そのうちの6台が在来線、残りの2台は新幹線です。どっちを運転したいか選ぶことは出来ませんので、当選してからのお楽しみです。
息子はラッキーが重なり、なんと、2台だけしかない新幹線N700系を運転することになりました!在来線のシミュレータの機械よりも、新幹線の方はサイズも大きくてカッコいい!!
大喜びだったことは言うまでもありません。
運転シミュレータを体験してみたら・・。
運転の時間になり、自分が運転するシミュレータの前へいくと、運転士さんのジャケットと、帽子を貸してくれるのでそれらを着用し、運転士さんに変身します。
運転座席へ座り、準備OK!運転を開始します。うーん、む、難しい・・・。『電車でGO!』すらやったことないもんね・・・。説明聞いてても正直よくわかりませんでした。
とにかく、停止したい場所に止まるには熟練の技術が必要なんだなぁ、ってことだけはよくわかりました。
だけど、ゲームセンターみたいに失敗したら、ハイ終了!ではなくて、失敗しても10分間は運転を続けられます。
電車を発車させる⇒走行する⇒駅について停止する、というこの流れを、10分間の間で、2回行う事が出来ました。走行する際のシチュエーション(走行条件)は、機械がランダムに決めます。
息子は今回【山陽新幹線】を運転することになり、1回目は夜間走行『新尾道駅』停車、2回目は昼間の走行で『相生駅』に停車しました。
運転士さんが練習に使用する機械だけあって、非常に難易度が高かったです。電車を動かす操作や、速度を維持する事、駅に着いたときに決められた停車位置に止まるという事が、本当に難しいようでした。
10分経過して運転時間が終了したら、最後に免許証の撮影が出来ます。これであなたも、京都鉄道博物館の運転士ですよ、ってなもんです。
運転シミュレータの整理券 ゲットするコツ
今回私たちは春休み真っ只中の日曜日に行ったため、超混雑していました。比較的空いているであろう平日だったら、運転シミュレータに当選する確率はグーンと上がるはずです。
土日祝日の混雑時でも、早い時間帯の方が抽選人数が少ないみたいなので、出来るだけ早めに来場し、抽選に参加するのがおすすめです。入場チケット1枚につき抽選券1枚なので、多人数で行くとより有利です。
京都鉄道博物館その他 見どころ
ニュースでしか見たことがなかったエヴァンゲリオン新幹線が展示されていたので、すかさず記念撮影。
SLスチーム号にも乗車しました。SLスチーム号が走る線路沿いにはたくさん桜の木が植えられているで、春の桜の咲く時期に行くと、春のさわやかな風を肌で感じながら、同時にお花見も堪能出来て一石二鳥です。
SLスチーム号の線路と並行して本物の線路があり、SLに乗車しながら、本物の電車が並走するのを見ることが出来るところも、見どころの一つかなと思います。
鉄道博物館の駐車場について
京都鉄道博物館に行く場合は、梅小路公園おもいやり駐車場に車を停めると、鉄道博物館から近いです。春休みの混雑時期でも、京都鉄道博物館がオープンする1時間ほど前に到着すれば駐車できました。
梅小路公園付近、おすすめランチ『魚問屋ととや』
梅小路公園おもいやり駐車場のからすぐ近く、京都市中央卸売市場の正門の隣に『魚問屋ととや』という海鮮がおいしいお店があります。
マグロがメインのお店の様ですが、この『ととや』で食べたウナギが非常に美味でしたので、良かったらランチに行ってみてください。
値段も全体的にすごく安くて、御造り定食や、海鮮丼も新鮮でおいしくて、おすすめの飲食店です。お持ち帰りも出来ます。
もちろん梅小路公園の中にも、何軒かレストランがありましたし、鉄道博物館の中の2Fにレストランや休憩所もあります。
京都鉄道博物館の1Fでお弁当も販売していて、駅弁を電車の食堂車で食べることも出来、ちょっとした旅行気分を味わえるように工夫されてます。
最後に、京都鉄道博物館レビューまとめ
リニューアルした鉄道博物館は広くてピカピカで、バリアフリー化されており、年代も性別も問わず楽しめる施設でした。撮り鉄の方や、鉄道ファンじゃなくても行く価値はあると思います。
春休みなので、開場時間1時間前には長蛇の列が出来ていて混んでましたが、いざ入場してみると館内が広いので、人混みでギュウギュウな感じは一切しませんでした。