現在、ヤマハ大人のピアノ教室に月に2回通っており、
レッスンでは、『バーナムピアノテクニックの導入書』を取り入れてもらって、毎回少しづつ教えてもらい、楽譜通りに弾くための基礎テクニックを上げる練習をしています。
バーナムの導入書の弾き方
バーナムは、基礎やテクニックを練習するのにとてもよいテキストで、実際オンピーノでピアノを習ってる3歳の娘もバーナムのミニブックを使って練習しています。
ヤマハの先生に教えてもらったポイント、特に難しい部分やコツが必要な部分などを備忘録としてまとめました。良かったら参考にしてください。
導入書グループ1のコツ
①歩こう
一音一音しっかりと、ゆっくり弾きます。棒人形が歩いている挿絵が書かれていますが、てくてく歩いているかのごとく、指一本一本同じ力加減で弾く事と、音の大きさを揃えることを意識しましょう。
②走ろう
『①の歩こう』よりも、スピードが2倍になります。八分音符なので四分音符の二分の一の長さですね。左手が動きづらく弾きにくいのと、指の形が崩れない様に早く弾くのは案外難しいです。
全部の指が鍵盤から離れないようにしながら、一本一本指を独立させながら音を鳴らさないといけない部分がなかなか上手くいきませんでした。
指はそれぞれが繋がっているので、一つの指を動かすと、一緒に付いてくる指が必ずります。指を1本づつ独立させ、動かせるようになることがピアノ上達には不可欠なのだそうです。
③スキップしよう
③のスキップしようは、先生のアドバイスが特になく、さらっと進んだのであまりコツはいらないのかな??個人的には、左右の指がバラバラにならない様に気を付けるといいかなと思いました。
④ジャンプしよう
④は、スタッカートの練習です。スタッカートは短く強く弾けばそれでいいもんだ、とばかり思っていましたが全く違ってて、4分音符を半分にするイメージで軽やかに弾くのがポイントだそうです。
④のジャンプしようではその題名のごとく、手首のスナップを効かせてボールを弾ませるように、ジャンプするように軽やかな感じをイメージして手首のスナップを少し加えると良いと教えてもらいました。
とにかく、力を入れずに軽やかに弾くことが重要です。逆に力を入れすぎてしまうと音が汚くなってしまいますので注意しましょう。
⑤両足ひらこう
最後の4小節目は、あらかじめ指と指の間をおおきく広げて準備しておくことがポイントです。手が大きくなくても指が広がればオクターブが楽に届くので普段からストレッチなどして広げておくとよいそうです。
⑥深呼吸
ドミソの和音の所バラバラにならないようにと、それぞれの音が均等の音量になるように同じ力加減で弾くよう気を付けましょう。最後の8小節目の右手・左手の小指で弾くドはしっかりと弾きましょう。
⑦側転運動
手をクロスさせる動作が出てきます。点線でつながっている3小節目のドの音は左手で弾くので右手と左手は交差します。4小節目は右手で弾きます。
⑧屈伸(のびちぢみ)
ここもさくっと進んで、書き込みもポイントも特にない感じでした。私は指があまり開かないので、ヘ音記号のオクターブが少ししんどかったかな。
⑨右足で片足とび
またスタッカートが出てきました。力を抜いて軽く弾きますが、鍵盤を抑えるのが浅すぎると音が鳴りませんので、絶妙な押し加減が必要です。指はあまり鍵盤から離れすぎないようにするのがポイントです。
⑩左足で片足とびも
⑨とコツは同じですが、右手のスタッカートよりも難しく感じました。手首をガチガチに固めてしまわない様に気を付けましょう。
⑪さかだちの練習
指くぐりの練習です。ピアノ楽譜のありとあらゆる場面で出てくる指くぐは、親指をくぐらせるときに、ひじを動かさず、親指の根元部分から動かすイメージで。
フェルマータという音楽記号が出てきますが、『程よく伸ばす』という意味だそうで、音符の2倍伸ばすぐらいを目安にして下さいとのことでした。なので、ここでは8拍ぐらいですね。
⑫元気いっぱい さあひこう
ようやくグループ1の最後、⑫までやってきました。全部で4つある各グループの最後⑫は、それぞれ曲っぽい感じになっています。
ピアノを上手に弾くポイントまとめ
ヤマハ先生ににちゃんと教えてもらうと、改めてバーナムって奥深いなぁと感じました。家で自己流で適当に弾いていたのとは全然違います。
ピアノの音の質がもっと向上するように、姿勢や指の形なども先生に指導してもらいましたので、最後にまとめておきます。
・第一関節に力を入れで弾く
・手首は上下しないで脱力する
・肩に力を入れないこと