SONY(ソニー)のAPS-Cミラーレス一眼レフカメラ『α6600』(2019年11月1日発売)を、予約してきました。
予約する際、α6400やα6100、フルサイズのミラーレス一眼レフのα7Ⅲとも迷いましたが、最終的にフルサイズよりコンパクトかつ軽量で、ハイスペックなα6600に決めました。
悩んだ挙句α6600に決めた理由
まず、ソニーα6600・6100・6400に共通する点は、AFの速さ(ピントが合うまで0.02秒)、そしてリアルタイムトラッキング、リアルタイム瞳AFといったような高性能なAF機能と、連写スピードです。
α6600・6100・6400この3機種の中で、私が選んだ2019年11月1日発売の『α6600』は、ボディ内手振れ補正を搭載しており、さらに大容量バッテリーを搭載しています。
α6600・6100・6400それぞれの違い
今回予約した2019年11月1日発売の『α6600』、2019年10月25日 『α6100』、2019年2月22日に発売された『α6400』の性能の違いを分かりやすく表にして比べてみました。
機種 | α6600 | α6400 | α6100 |
発売日 | (2019/11/1) | (2019/2/22) | (2019/10/25) |
撮像素子 | APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)、Exmor CMOSセンサー | ||
画素数 | 有効約2420万画素 | ||
AF | リアルタイムトラッキング、リアルタイム瞳AF、動物瞳AF | ||
手振れ補正 | ボディ内 手振れ補正機能 |
なし | |
連写 | 最高約11コマ/秒 (99枚まで) |
最高約11コマ/秒 (76枚まで) |
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動画 | 4K/30Pなど、S-Log2/3、HLG対応、動物瞳AF | 4K/30Pなど、S-Log2/3、HLG対応 | 4K/30Pなど |
バッテリー | NP-FZ100 | NP-FW50 | |
液晶 | 3.0型液晶92万1600ドット、タッチパネル、チルト式(上に180度下に74度) | ||
ストロボ | 無し | 内臓 | |
重さ | 約503g | 約403g | 約396g |
手振れ補正機能があるという点と、大容量バッテリー搭載という点以外の大きな違いは、α6600には動物瞳AFが動画撮影時にも使えるという点です。ペットの動画を撮りたい方にはうってつけの機能です。
α6600の特徴(長所と短所)
オートフォーカス性能がすごい
最速AF速度は0.02秒です。たった0.02秒でピントが合うとは嬉しい限りです。
さらに、AIの技術を駆使したソニーの先進技術である、『リアルタイムトラッキング』『リアルタイム瞳AF』『動物瞳AF』機能は、カメラが被写体を認識して高い精度でピントを合わせ続けてくれるという、これまた素晴らしい機能です。
これらのAF機能は6100・6400ともに同じで、プロフェッショナルモデルであるα9にも搭載されていますし、私も愛用しているDSC-RX100m7にも使用されている機能です。
バッテリーの持ちがすごい
α6600のバッテリーは、フルサイズミラーレスのプロフェッショナルモデルである、α9・α7Ⅳ・α7RⅢ・α7Ⅲと同じNP-FZ100バッテリーを採用しています。
NP-FZ100バッテリーは、APS-Cαシリーズでは6600が初めての採用となります。2016年12月 2日 発売のα6500と比較すると、なんと2.3倍以上(約810枚)の静止画を撮影することが出来ます。
ボディ内手振れ補正機能がすごい
5軸ボディ内手振れ補正機能が搭載されたので、手振れ補正機能が付いてない単焦点レンズなどでの撮影も手振れの心配がなくなりました。
自撮りが出来るチルト液晶画面
液晶モニターが180度チルトする点は、6100・6400ともに同じで、α6600にも採用されています。
短所:フラッシュが無い
α6600には内臓フラッシュがありません。とはいえ、実際ストロボ機能ってあまり使うことないかな、と思います。そもそもISO感度と呼ばれる高感度性能が高いというのもあって、暗い場所での撮影でもそんなにノイズは出ないかなと考えます。
短所:6400・6100と比べると重い
α6600は、α6400よりも、100gほど重いです。購入を躊躇するほど気になる重量差ではありませんので、短所というほどではないかもしれません。
購入したレンズE 35mm F1.8 OSS SEL35F18
今回α6600に装着するレンズを、ソニー、シグマ、タムロンの中からじっくりと厳選して、最終的にソニーSONY単焦点レンズ E 35mm F1.8 OSS SEL35F18 を増税前にゲットしました。
今回は『高倍率ズームレンズキット』ではなく、α6600のボディのみを購入したのですが、今思えばE 18-135 mm F3.5-5.6 OSSのレンズとセットになった方を購入した方がお得だったかな、と少し後悔しています。
18-135 mmの焦点距離は、ポートレートや風景・運動会など、あらゆるシチュエーションに対応出来ます。その上軽くてコンパクトなので、旅行にもよさそうな、万能で機動力抜群のレンズだと思います。
次に狙っているα6600にお勧めのレンズ
ソニーEマウントの優れている点は、センサーサイズが違ってもレンズの互換性があるという所です。α6600のような、APS-Cセンサーのカメラでも、フルサイズ対応レンズを装着することが出来るのです。
APS-C専用レンズは軽くて比較的コンパクトなものが多いので、APS-Cのボディの軽さやコンパクトさを最大に生かすには、やはりAPS-C専用レンズがいいのではないでしょうか。
E 16-55mm F2.8 G(2019年10月11日 発売)
ズーム全域で絞り開放F2.8という明るさが魅力の標準ズームレンズである『E 16-55mm F2.8 G』は、フルサイズ換算にすると24から82.5mm相当の画角になるので、風景・ポートレートなどの日常使いにお薦めです。
APS-C専用レンズなのでサイズも比較的コンパクト、重さも494gと軽いのがいいですね。Gレンズというだけでテンションが上がるし、フォトヨドバシのレビューで観た作例がめちゃいい感じ!お値段が高いのだけがネックです。
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
ツァイスならでわの高いコントラストと解像度、Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSSは、フルサイズ換算で広角24mmから望遠105mmまでカバーしてくれる標準ズームレンズです。望遠時にも開放F4で撮影できるので、ボケ味にも期待が膨らみます。
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E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE
フルサイズ換算で広角27mmから望遠300mm相当の幅広い撮影領域をカバーする、高倍率ズームレンズE 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE。光学約11倍ズームで、レンズに手振れ補正機能が付いてます。
近くも遠くも撮れるのに460gの重量っていうのがすごい!これはつけっぱなしのレンズになりそうですね!
手持ちのカメラやレンズを全部下取りに出して、SONY一本にまとめることが出来て、スッキリしました!つい先日購入したソニーサイバーショットRX100m7と、α6600の2台持ちで当分はカメラライフを満喫しようと思います。
ソニーサイバーショットRX100m7、初代のRX100、RX100m4を使用した経験に基づいて、それぞれの感想を綴ってますので、そちらの記事も併せてご覧ください。