2019年5月からオンピーノでピアノを習っています。2020年4月、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が一部の地域で発令されました。よって、4月のオンピーノの出張レッスンは一旦停止となりました。
通常の出張レッスンが停止となった中、『オンラインレッスン』『休会』『5月に振替』などの選択肢の中から、私は『オンラインレッスン』を選びました。
オンピーノによるピアノオンラインレッスンとは
スマートフォンなどのデバイスで、LINEビデオ通話などのアプリを使用し、画面越しにオンラインでピアノのレッスンをします。
オンピーノ入会当初から先生とラインの交換をしておりましたので、導入が簡単なLINEのビデオ通話機能使ってレッスンしてもらうことにしました。
オンラインレッスンに必要なもの
スマートフォンなどのデバイス
スマホスタンド
安定したWi-Fi環境
ピアノ
*親は可能な限りレッスンに同席し、スマホの操作やカメラ角度の調整の補助をします。手元・楽譜・娘の顔など、臨機応変なカメラワークが必須ですが、すぐに慣れました。
LINEビデオ通話を使ったレッスンの内容
普段のレッスンの時間までにスマホの充電を満タンにし、楽譜などのスタンバイをして待機していると、オンピーノの先生からLINEビデオ電話がかかってきます。
スマートフォンのインカメラで先生にご挨拶したあとは、スマホで娘が弾くピアノの手元を映し、演奏を先生に見て頂きます。
先生も画面の向こう側でピアノの前に座っていて、見本でピアノを弾いてくれたり、ご自身の手元を撮影してくれて手の形や弾き方をその都度教えてくれました。
宿題として練習した部分を全て弾いて先生に見て頂いたあとは、次のレッスンまでに仕上げる宿題を軽く練習しました。
レッスンの後半は、音当てクイズ(画面の向こうで先生が弾いた鍵盤の音が何かを当てる)、その後は音符カードを使って階名を答えたり、音楽用語カードなども使って四分音符、二分音符、全音符、四分休符、二分休符、ト音記号、ヘ音記号、終止線など少し難しい音楽用語も学びました。
このような感じで初めてのオンラインレッスンが終わりました。
オンラインレッスンに切り替えた理由
オンラインレッスンでも出張レッスンでもレッスン料は同じなので、いっその事4月は休んでもいいかなぁ、と思ったのですが、せっかく指も良く動くようになってきて、とても順調にテキストが進んでいっている中、休会するのは時間がもったいなく感じたのでオンラインレッスンを選択した次第です。
ちなみに普段のレッスンでは、先生が自宅にいらしたら私は部屋を速やかに出て先生に全て丸投げしてます。ですので今回の様に、親が常に横についてサポートが必要なオンラインレッスンだと、通常の出張レッスンよりお得感が無いのは否めません。
LINEビデオ通話レッスンで大変だったこと
娘はまだ4歳なので、オンラインでのピアノレッスンは親のサポートが必須です。手元を撮影したり教本を入れ替えたり、聞き取りにくい所を通訳したりとレッスンが終わるまでは横についていないといけません。
一番困ったなと感じたのは、LINEビデオ通話だと音のタイムラグがあって、実際よりも若干音が遅れて聞こえてしまいます。
よって、『一緒に演奏する事』『メトロノーを共有する事』は出来ません。
先生の手拍子に合わせて弾こうとしても音がずれて聞こえるので、とても合わせづらそうでした。
オンラインレッスンであったら便利なグッズ
レッスン中、スマホをずっと手で持って撮影するのがしんどいので、スマホ用のアームスタンドがあると便利かなと思い、早速購入しました。
スマホスタンドのお陰で両手が使えるようになり、楽譜のページめくりや、本の入れ替なんかもスムーズに出来るようになりました。
↓到着したスマホスタンドを実際に使っているところの写真です。
オンラインピアノレッスンの感想
初めてのオンラインレッスンで、どうなることかと思いましたが、娘はとても楽しんでいました。馴染みの先生が、スマートフォンの中から話しかけてくれるのが、新鮮で面白かったようです。
ビデオ通話によるピアノのレッスンは、多少聞き取りづらかったり画面が見えにくかったり、親が付きそってサポートしなければならないなどというデメリットがあり、通常レッスンのクオリティを求める方には向かないかもしれません。
とはいえコロナウイルスの蔓延という、普通じゃ考えられない不測の事態で、習い事がことごとく休みになる中、オンラインという方法で柔軟に対応してくれるオンピーノは素晴らしいと思います。