現在5歳年長の娘が来年度小学校に入学します。入学準備の一環として、部屋のクローゼットの中を改装し、作り付けの勉強机を設置しました。
その際、学習机やワークスペースなどに最適な、LIXILの(リクシル)ヴィータスパネルを採用したのでレビューします。
リクシル(LIXIL)のヴィータスパネルとは?
リクシル(LIXIL)のヴィータスパネルとは、クローゼットの中の使い勝手を良くする、組み立て式の収納システムです。
大抵クローゼットの中は、服をかけるハンガーパイプと枕棚があるだけのものが多いと思いますが、それだとどうしても無駄な空間が生まれてしまいます。
しかし、このヴィータスパネルはハンガーパイプの位置を手前に移動させたり、好きな位置に棚板を配置したり、棚板をL字型にしたり、クローゼットの中の奥行きを有効に使うことが可能です。
さらに、フックやサイドバーなどのパーツを組み合わせることで空間を上手に活用して、収納が苦手な人でも簡単に、たくさんの物を美しく収納できます。
子供の成長や生活の変化に合わせ、『進化する収納』をコンセプトに、アイデア次第で使い方を自分好みにいくらでもカスタマイズできる、というのが最大の特徴です。
洋服や布団、小物などを効率的に収納するだけでなく、ヴィータスパネルには、学習机と収納が組み合わさった『デスクタイプ』プランがあり、今回それをリフォーム会社にお願いしました。
我が家のヴィータスパネルを紹介します
リフォーム前は、どこにでもある普通のクローゼットでした。中にはハンガーをかけるパイプと、上部に枕棚があるだけのごく普通のクローゼットでした。
今回、クローゼットをリクシルのヴィータスパネルに改装するとともに、床をフローリングからフロアタイルに、さらに壁と天井のクロスの張替えも同時にお願いし、部屋を全面リフォームしました。
ヴィータスパネルは、クローゼットの間口の長さに応じて細かく調整が可能です。小さめのクローゼットでも、逆に大きくても全然問題なく、セミオーダーのような感じでピッタリと合わせて作ってもらえます。
機能性について
デスクは奥行きも横幅もしっかりとあるので、勉強するのも、パソコンを置くのも、趣味の作業などをするのも全く問題ありません。
普段はクローゼットの扉を、右端に重ねて寄せて開けっ放し状態にしてます。扉を開けておくことで、圧迫感が無くなり部屋全体が広く感じます。
扉を締め切ると、ごくごく普通のクローゼットにしか見えません。椅子を収納したまま扉を閉めることも可能です。
*椅子の形状によっては中にしまえないかもしれないので、椅子の購入の際は注意が必要です。
デザイン性について
デザインに関しては、クロスの色、クローゼットの扉の色を選ぶことが出来ました。扉の色は、ホワイト系、ブラウン系、オーク系、鏡面などがあります。
クロス(壁紙)は、部屋のクロスと同じ明るいグレーにしました。部屋と同じ色でなくても、ティファニーブルーなどのアクセントクロスにするのもオシャレでいいかもしれません。
クロスに関しては、好きな壁紙メーカーから好きな色を選択できます。
収納部分について
デスクの上に可動式の棚が付いているので、本や物を色々と置けます。棚自体はかなり頑丈なんですが、(15Kgまで物が置けるらしい)机の上の棚に重量があるものを置くのは少し怖いような気がします。
机の横の仕切りを挟んで、洋服などを収納するスペースがあります。可動式のハンガーパイプが上下にあり、洋服が掛けれます。レール上にパイプを設置するので、高さや位置を変えることが出来ます。
カバンをかけたりできるフックや、サイドバーがついてました。このサイドバーには無印のペン立てを引っかけて使ってます。
デスク下の空いたスペースにもフラップタイプの衣装ケースを置きました。色々なものが無駄なくしまえる収納力が本当に素晴らしいです。
そのほかの便利な設備
3段のサイドチェスト付き
デスク下にはサイドチェストが付いていて、かなりの収納力があります。3段ある引き出しは全部レール付きなので、力のない子供でも物の出し入れがとてもしやすく、使いやすいです。
コンセント
リフォーム会社にお願いして、机の正面の左端にコンセントを二口設置してもらいました。机の下につけることも可能ですが、机の下に、収納ケースなどの荷物を置きたかったので、敢えてこの位置にしました。
照明(ダウンライト)
天井に照明(ダウンライト)を設置しました。これだけで十分明るいので、手元の照明はいりません。デスクライトが無いおかげで、机の上のスペースがスッキリと広々使えます。照明はスイッチでオンオフ出来ます。
学習机を買わず、クローゼットを机にしょうと思った理由
単純に家具を増やしたくなかったというのが最大の理由です。
最初は勉強机を購入することを検討していましたが、家具が古くなって処分する時、大型家具は一階に下ろすのが大変で、毎度家具の処分には苦労します。
子供用の勉強机のデザインがイマイチ好きでないというのも理由一つでした。ネットで見たり家具屋さんをあちこち見たりして好みのものを探しましたが、なかなかしっくりくるものがありません。
そんな時、クローゼットの中に机を作ってしまうというヴィータスパネルをネットで見つけました。学習机を備え付けにしてしまうことで、家具を新たに購入しなくて済むと思い、リフォームを決意しました。
いつでも普通のクローゼットに戻すことができるという点が、このリクシルヴィータスパネルの良いところです。
デメリットや苦労した点
シンプルにお値段が高いです。3社同時に見積もりを取って一番良心的なお値段のところにお願いしましたが、リフォーム費用がだいぶかかりました。
ヴィータスパネルの工事とともに、部屋のクロスと床の張り替えもしたので、家具や荷物の移動、断捨離と、リフォームに向けてひたすら片付けをし、思い荷物を一人で運び、毎日それはそれは大変で嫌になりました。
元々クローゼットに入ってたものを一旦外に全て出さないといけないので、かなりの労力と工事中の荷物の保管がこれまた大変でした。
でも、リフォーム後の仕上がりを見ると頑張った甲斐があったなー、と改めて感じます。
ヴィータスパネルのレビューまとめ
見積もりの際、ヴィータスパネル以外の提案もありましたが、クローゼットをヴィータスパネルに改装して本当に良かったです。実際使ってみると本当に使い勝手が良くて収納がしやすい、何より見た目がとても気に入ってます。
娘がこのリフォームをとても喜んでくれており、ヴィータスパネルに改装してからというもの、英語の宿題やワークなど、自主的に机に向かって頑張るようになりました。
以上、リクシル(LIXIL)ヴィータスパネルのレビューでした。少しでも参考になりましたら幸いです。